これからの住宅のスタンダードになる 【ZEH】とは何か そのメリットとは

今年は地震や台風、豪雨などにより、各地で大きな被害が続出しています。人的にも大きな被害がありましたが、特徴的だったのは大規模な停電が多発したことでした。

特に9月、台風21号による関西地方の大規模停電、北海道胆振東部地震による道内全域での大規模停電、台風24号による中部地方を中心とした大規模停電が立て続けに発生したことは、記憶に新しいではないでしょうか。

停電が発生した地域では、数時間から数日間、電気が使えない状態が続き、多くの住民の生活に支障を及ぼしました。

国が普及を推進する「ZEH」とは

災害が相次ぐ中で、太陽光発電と蓄電池を設置していた住宅は、台風による停電中も電気が使えたそうです。日中は太陽光発電により非常用コンセントを使用し、夜間は蓄電池により最低限の生活を維持できたということが話題になりました。

このように、太陽光発電が停電のときに力を発揮するということは以前から言われています。そして今、わが国では、この太陽光発電設備を備えた「ZEH」の普及が図られています。

ZEHとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略語で、具体的には、断熱性の大幅な向上、高効率設備の導入による大幅な省エネルギーの実現、再生可能エネルギー(太陽光発電等)の導入により、年間の一次エネルギー消費量の収支が正味ゼロまたはマイナスになる住宅を言います。

国がZEHの普及を推進する背景には、深刻な地球温暖化の進行があります。さらに、東日本大震災のときに電力需給がひっ迫したことや、国際情勢の緊張によるエネルギー価格の不安定化もあり、家庭部門における省エネルギーの重要性や住宅のエネルギー自給の必要性が強く認識されています。

そこで、ZEHを推進することにより、これらの問題の解決を図ろうとしているのです。国は、2020年までに新築注文戸建住宅の過半数をZEH化するという目標も立てています。※1

ZEHに住むことのメリット

一方、住宅を所有する人にとってZEHのメリットは、なんといっても光熱費が大幅に節約できることです。

条件にもよりますが、毎月の光熱費がほぼゼロになり、余剰電力の売電量が大きければ収支がプラスになる場合もあります。当然環境にも優しい住宅であり、さらに前掲のように災害時の効果も期待できます。

もう1つ、ZEHの魅力として「我慢しない省エネ」があります。

よく省エネというと、マメに電気を消したり電気をなるべく使わなかったりすることで、少しでも電気代を安くすることが思い浮かびますよね。ZEHは、高い断熱性能や高性能の省エネ機器などにより、普通に生活しながら省エネが達成できるため、ストレスの少ないライフスタイルを実現できるのです

 

2018年11月10日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

ページの先頭へ