「過積載」のメガソーラー、蓄電池で発電量を増大

米国フロリダ州のエネルギー事業大手であるFlorida Power & Light(FPL)社は2月9日、同社が稼働中のメガソーラー(大規模太陽光発電所)で定置型蓄電池を併設したと発表した(図)。太陽光の発電量を増加させることが可能となる。

米FPL社がフロリダ州デソト郡のメガソーラー「FPL Citrus Solar Energy Center」に併設した蓄電池の現場で郡政府関係者と協議するEric Silagy社長
(出所:FPL)

同メガソーラーは、デソト郡で2016年に商業運転を開始した「FPL Citrus Solar Energy Center」で出力は74.5MW。これに今回、出力4MW、容量16MWhの定置型蓄電池を併設、稼働を開始したもの。出力と容量以外の蓄電池の詳細は未公表。

今回併設した定置型蓄電池により同メガソーラーでは、年間に50万kWh以上の発電量を増加できると同社は見込んでいる。

パワーコンディショナー(PCS)を介さず太陽光パネルからの直流を蓄電池に直接接続する、DCリンク方式を採用した。これにより、「過積載のシステムでは、日照のピーク時に一部が損失となる。この電力を蓄電池に貯めることで発電量の底上げが可能」(FPL社)とする。

FPL社は現在、メガソーラー設備の容量増強に取り組んでいる。過去2年間だけで520MW、太陽光パネルの枚数に換算すると350万枚を新規に導入した。

2018年3月1日までに商業運転を開始する予定の容量が約300MW、2016年から2023年までに合計1000万枚以上の太陽光パネルを設置すると見込む。メガソーラー10カ所と他の太陽光発電所も合わせた設備容量の合計は635MW以上となり、フロリダ州における太陽光発電事業者としては同社が最大という。

蓄電池の導入に関しては、FPL社および親会社のNextEra Energy社のグループ企業などで現在、出力で約130MW、蓄電容量で100MWh以上を運用中。今後2~3年でさらに出力50MWの蓄電池を増強する計画である。

FPL社のEric Silagy社長兼最高経営責任者(CEO)は、「これまでメガソーラーの導入では低コストで設置できるよう取り組んできた。蓄電池技術の進歩によって、今後は次のレベルを目指している」と蓄電池の導入にも積極的に取り組む意向を示している。

 

2018年2月15日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

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